「沖縄観光で肉!」の方へ

てぃーだ企画

2007年07月01日 18:19

みんなが大好きな焼肉・ステーキ。
全国的に言っても「ごちそう」というイメージがある。
それは沖縄県でも同じなのだが、どちらも内地(沖縄県外の地域)とはちょっと違った部分もある。

まず、沖縄の焼肉屋は食べ放題がほとんど。
安くてボリュームのある食べ放題は家族や友達と、
ちょっと高級感のある良い質の肉を出すお店は接待や観光に利用されることが多いのかもしれない。

本来、焼肉は、牛(うし)と内地では思いがちだが、
「ソーキ」「らふてー」、「スーチカー」「ミミガー」「てびち」など、
豚のおいしい文化が根付いているせいか、豚肉は旨いです。
何と言っても有名な「あぐー豚」は、脂に甘みがあって、ジュワッとジューシー。
焼肉でぜひ食べていただきたい逸品だ。
その他、紅豚というブランド豚もチェックしたいところ。

もちろん牛肉も好んで食べられる。
外国産の食べ放題のお店も多いが、和牛にこだわったちょっと値の張るお店もあれば
安く和牛を提供するお店も少なくない。
レバ刺し食べ放題を売りにしているお店もあれば、
霜降りがキレイに入った地元の「本部(もとぶ)牛」や「石垣牛」を取り扱う高級店から
オーナーさんが牧場を経営しているアットホームな安いお店など様々な種類があるので、
楽しみ方も多々ある。

焼肉屋ではランチをやっているお店も意外に多い。
また、この沖縄という地は、映画や番組のロケや
プロスポーツのキャンプ、芸能人のバカンスに利用される方も多く、
観光スポット周辺の焼肉屋にはたいてい有名人のサインが貼ってある。
待ち時間や帰り際などに誰のサインかを確認するのも面白い。


沖縄といえば「ステーキ」と感じる人も多いだろう!
沖縄には数多くのステーキ屋があるので、食べ比べてみると良いかもしれない。
ステーキ街があるくらいメジャーなグルメでもある。

目の前で焼いてくれるステーキ。
ここで見事なパフォーマンスをして楽しませてくれるお店もあり、観光客に昔から人気がある。
沖縄は昔、アメリカ占領下時代の影響もあって、ステーキハウスがたくさんある。
アメリカンだけあって安い、旨い、ボリューム満点!
お店は異国情緒あふれるステーキハウスから沖縄の大衆食堂の雰囲気で食べれるステーキレストランなどがある。
もちろん和牛を焼いてくれるステーキ屋もあるので、用途によって様々な使い方もできる。

沖縄独自の特徴について代表格に挙げられるのが「A1ソース」というソース。
ステーキハウスにはあらゆる調味料が置かれていることが多い。
なので、まずは普通の肉を塩コショウで食べてみて、肉本来の味を堪能する。
塩がお店によっては岩塩や、石垣の塩など、こだわりの塩を使っているところや、
こだわりのコショウを使用している所もあるので、それぞれの風味を楽しむのもいいかもしれない。
そして、沖縄の人達がステーキに必ずかけると言っても過言ではない、A1ソースをかけて食べてみる。
ここで沖縄の味というものを体験してみて。
好き嫌いは県民でも分かれるのだが、食べ続けるとはまってくる味です。
個人的にあえて似ている味を挙げるとしたら、マクドナルドのマックナゲットの「バーベキューソース」の味っぽい。
そして、お店のオリジナルソースがあるようであれば、それを楽しむ。


これはとある内地から沖縄に店を出した方から聞いた話だが、
「沖縄の人はあんなに酒を飲むのに、焼肉屋では全然飲まない。これは他の系列店の中でもダントツに少ない。
沖縄の人にとって、焼肉は食事の一貫として考えており、『焼肉屋で飲む』という感覚がないのかも。」
という話があった。

その他、いろいろ探ってみると、こんなおもしろい情報もあった。
・ステーキハウスではなぜか紅茶が出ることが多い。
・焼肉とシーフードがからむお店も多い。
・グアム・サイパンを意識している傾向がある。
・ステーキを取り扱うお店でも短パンTシャツのお客さんも多い。
・ステーキを居酒屋で普通に食べる若者がいる。
・ステーキ店はやはりボリュームを重視したお店が多い。


関連記事